私は,推理小説が好きで,特に中学時代から大学時代にかけて,よく読んでいました。
最も好きな作家は,アガサ・クリスティーで,クリスティー文庫と呼ばれる全102巻をすべて持っており,何度も読み返してきました。
エルキュール・ポアロやミス・マープルといった探偵たちの魅力や,極めて巧妙なトリックは,現代においても通用するどころか,これらを超えるものは,ほとんど出てきていないように思います。
また,自伝に表れているクリスティーの人生観も,非常に興味深く,私自身,少なからず影響を受けています。
文庫本として,ほとんどの書店に置いてありますので,是非お勧めしたいところです。(末原)