こんにちは,事務局の者です。
先日,拘置所にいる依頼者から,弊所弁護士宛に手紙が届きました。
その手紙の端に押してあったサクラ形の印鑑を見て,東野圭吾の『手紙』という小説を思い出しました。
映画化もされたので,ご存知の方も多いかと思いますが,主人公は両親を亡くし,兄と2人で生活していました。
兄は,主人公の学費を工面するため,盗みに入ったところを家主に見つかり,家主を殺してしまいます。
強盗殺人罪で無期懲役となった兄から,検閲済みの印であるサクラ形の印鑑が押された手紙が,主人公の元に毎月のように届きます。
服役中の兄は,弟を想って手紙を送っているのですが,主人公は,兄の犯した罪によって差別され,やりたいことがあっても諦めなければならない,辛く,苦しい生活を強いられている,そんな犯罪加害者家族の苦悩が描かれている作品です。
末原刑事法律事務所は,刑事事件専門の法律事務所であるため,犯罪加害者家族が苦悩し,今日のネット社会においては,時に安易な事件報道により,一昔前とは比較にならないほど過酷な状況に置かれることを,日々の業務の中で痛感しております。
弊所弁護士は,ご家族を守るためにできることを,専門家の視点からアドバイスすることができますので,お困りの際は是非ご相談ください。(事務局)
末原刑事法律事務所対応地域
神奈川(横浜・川崎・相模原・横須賀・小田原・保土ヶ谷・鎌倉・藤沢・平塚・厚木・戸塚・大船・逗子・久里浜・茅ヶ崎・海老名など)及び東京