先日,『アベンジャーズ/エンドゲーム』を観てきました。
4月24日(日本は26日)に公開されたばかりであるにもかかわらず,世界興行収入が歴代2位だった『タイタニック』(1997年,約21億8700万ドル)を抜き,歴代1位の『アバター』(2009年,約27億8800万ドル)に迫る勢いを見せています。
本作は,様々なマーベル・コミックの実写映画を同一の世界観のクロスオーバー作品として扱うMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)シリーズの22作目にして,1つのフィナーレと位置付けられている作品です。
なお,本作までの21作品は以下のとおりです。
・『アイアンマン』(2008年)
・『インクレディブル・ハルク』(2008年)
・『アイアンマン2』(2010年)
・『マイティ・ソー』(2011年)
・『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011年)
・『アベンジャーズ』(2012年)
・『アイアンマン3』(2013年)
・『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013年)
・『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014年)
・『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014年)
・『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015年)
・『アントマン』(2015年)
・『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年)
・『ドクター・ストレンジ』(2016年)
・『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017年)
・『スパイダーマン:ホームカミング』(2017年)
・『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017年)
・『ブラックパンサー』(2018年)
・『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年)
・『アントマン&ワスプ』(2018年)
・『キャプテン・マーベル』(2019年)
私自身,上記21作品を全部観てきたわけではありませんが,本作のクライマックスには強い感動を覚えました。
全作品を網羅してきた方々にとっては,とてつもなく感慨深い作品となったに違いありません。
テレビドラマなどを経ることなく,映画だけでこれだけ壮大な世界観を作り上げたことは,前代未聞の偉業と言ってよいでしょう。
普段ヒーロー物のアクション映画を観ない方々にとって,かなりハードルの高い作品群であろうことは否めませんが,上記21作品を1つでも多く観た上で本作を観ていただければ,世界中で驚異的なヒットを飛ばしている理由がきっと分かると思います。(末原)