刑事事件において，最も注意しなければならないことの1つは，供述調書は取調官による作文に過ぎない，ということです。
取調官は，被疑者が話したことを，漏れなく調書に残してくれるわけではなく，逆に，話していないことを，取調官が，多分こうだろう，と考えたというだけで，調書に残してしまうこともあります。
取調官において，こいつは酷い奴だから悪く書いてしまえ，という意図が働くことも，この人は可哀想だから良く書いてあげよう，という意図が働くこともありますが，前者の方が圧倒的に多いことは，容易に想像できるかと思います。
もちろん，調書には，被疑者の署名押印が必要であり，それに先立って内容を読み聞かせているのだから，話したことと書かれていることのズレはそこで修正される，というのが建前です。
ですが，私の経験上，被疑者といえども，基本的に捜査機関を信頼している方が多く，調書の内容をろくに確認せず署名押印してしまうことは，まったく珍しいことではありません。
裁判になって調書が開示されて初めて，自分が話したことと違うことが書かれていることに気づくというのは，残念ながらよくあることです。
そこで，調書の内容を容易に撤回できるルールならいいのですが，裁判上，調書の存在は非常に重視されており，たとえ調書を証拠とすることに同意しなかったとしても，取調べのときはこう話していた，ということが結局明らかにされ，そのとおり認定されてしまうことも少なくありません。
ですから，被疑者としては，取調官が印刷してきた供述調書をよく読み，話したことと違うことが書かれていたり，逆に，書いておいてほしいことが抜け落ちていたりしたときは，遠慮なく取調官に訂正を申し立てることが非常に重要です。
また，いくら訂正を申し立てても納得できる内容にならないときは，署名押印自体を拒否することもやむを得ないでしょう。
一度署名押印すれば撤回はできないものと考え，署名押印すべきかどうかの判断がつかないときは，弁護士の助言を聞くまで，署名押印を見送ることが必要です。
なお，取調べが可視化された状況の下では，ただ話すだけで証拠になり得る以上，署名押印を見送るだけでは足りず，黙秘権を適切に行使することが必要になってきますが，この辺りは，後日また別に述べたいと思います。（末原）
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こんにちは，事務局の者です。
先日，話題のディズニー映画「美女と野獣」を観に行ってきました。
元々アニメ版のDVDを持っており，ほとんどのセリフを暗記してしまうほど見てきたのですが，今回は実写版，しかも主演がエマ・ワトソンということで，とても楽しみにしていました。
ストーリーを知っていたにもかかわらず，私は最初から目に涙を溜めていました。
それは，美しさと知性，芯の強さを兼ね備えた主人公ベルと，女優エマ・ワトソンのイメージがぴったり重なり，よくぞこの配役にしてくれた，と感動していたからです。
特に，野獣を拒絶していたベルが，徐々に心を開いていくシーンでは，エマのチャーミングさが全開。
私は完全に野獣（王子）目線で，ベル可愛すぎる！と興奮気味になってしまいました。
野獣や悪役ガストンの俳優も適役，しかも惚れ惚れするようなイケメンで，最初から最後まで映画の世界に引き込まれました。
元のストーリーの骨格はそのまま残しつつ内容を深め，野獣の切ない気持ちを歌った新曲も加えられており，アニメ版を凌駕する出来に，私の涙腺は緩みっぱなしでした。（事務局）
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港北署扱いの住居侵入被疑事件につきまして，被害者との間に示談が成立いたしました。
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茅ヶ崎署扱いの暴行被疑事件につきまして，被害者との間に示談が成立いたしました。
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こんにちは，事務局の者です。
先日，高校生の娘のラクロスの最後の試合がありました。
今まで一度も観戦に行ったことがなかったのですが，最終戦ということもあり，行くことにしました。
娘が高校入学以来打ち込んできたスポーツですが，そもそもどのようなスポーツなのか，あまり知らずに見に行ったので，かなりのスピードで硬いボールを投げ合っていたり，ゴールの後ろでも激しいバトルが行われていたり，驚くことばかりでした。
娘の足に，野球ボールほどの大きさの青アザが常にいくつもあったのも，ようやく理解できました。
その日は，大学生の試合も行われていたので，体育会の選手，学生服を着た応援団，チアリーダーの子たちなど，たくさん集まっていて，競技場は盛り上がっていました。
選手や応援する生徒たちが，額に汗を光らせて一生懸命頑張っている姿を見て，若いって素敵！とつくづく感じた一日でした。（事務局）
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「お客様アンケート」に，住居侵入の事案を追加いたしました。
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こんにちは，事務局の者です。
普段，よくお茶を飲みます。
緑茶に限らず，ほうじ茶，紅茶，中国茶など，様々な種類のお茶を，その日の気分や食事に合わせて飲んでいます。
中華料理を食べた後は，ウーロン茶を飲んで胃をすっきりさせ，仕事の合間には，アールグレイティーを飲んで気分をリフレッシュさせています。
また，家でお茶を淹れれば，自分の部屋に閉じ籠っていた子供たちも必ず集まってきて，他愛もないお喋りが始まります。
お茶は，美味しいだけでなく，癒したり，楽しい時間を演出したりするのに，とても良い効果があるように思います。
これからの季節にお薦めのお茶は，氷をゆっくり溶かしながら淹れる，玉露の冷茶です。
以前，夏の暑い日に，お茶の先生のお宅を訪ねたとき，お猪口のような茶器で，ほんの少し頂いたことがあるのですが，甘い茶葉の香りが口いっぱいに広がり，一瞬にして暑さも吹き飛びました。
淹れるのに時間がかかるので，余裕のあるときにぜひお試しください。（事務局）
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戸部署扱いの神奈川県迷惑行為防止条例違反（痴漢）保護事件（少年事件）につきまして，審判不開始決定（横浜家裁）を獲得いたしました。
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こんにちは，事務局の者です。
先日，靴を買いにデパートに行きました。
外反母趾なので，靴選びにはいつも苦労しています。
デザインが素敵な靴は，骨が当たって入らなかったり，痛みを感じたりしてしまうので，泣く泣く諦め，幅の広い靴を選んで買っていました。
先日も，いつものように，幅の広いものをお願いします，と言って，5,6足出してきてもらいましたが，しっくりくるものがありませんでした。
どうしようかと悩んでいると，中年の男性店員さんがやって来て，靴を脱いで足を見せるよう，いきなり言われました。
私の足を見て，すぐに，私の長年の悩みを次から次へと言い当て，しかも，今までの靴選びが間違っていたことを指摘されました。
そして，お薦めの靴がある，と言って出してきてくれた靴は，まるで測ったかのようにぴったりでした。
私の悩みを理解し，高いヒールの靴を履く女性ならではの悩みまで分かってくれた男性店員さんに感激すると同時に，プロフェッショナルな仕事とはこういうことなのだ，とつくづく感じました。(事務局)
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こんにちは，事務局の者です。
先日，嫁と姑に関する興味深いアンケート調査を見つけました。
帰省したとき，嫁は夫の実家に泊まりたいか，それとも近くのホテルに泊まりたいか，逆に，姑は息子の家族に自分の家に泊まってほしいと思っているか否か，というアンケート調査でした。
嫁の約7割がホテルに泊まりたいと回答した，という結果は予想どおりだったのですが，姑の結果には少々驚きました。
6割以上の姑は，息子の家族がホテルに泊まってくれたらラッキーと感じると回答した，というのです。
嫁としては，気を使ったつもりで義理の両親の家を訪ねていたのが，実は案外迷惑だったかもしれないという話で，確かに，のんびり暮らしているところに大人数で来られるのは疲れるだろう，と理解できました。
というわけで，今年のゴールデン・ウィークは，主人が一人で里帰り。
嫁姑は，程よい距離感を保つのが一番大切，ですよね!?（事務局）
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