【ご本人の声】
今回の弁護活動に対する感想を述べさせていただきます。
最初に末原先生に電話をかけた際，先が見えず悩んでいた私に，置かれている状況を分かりやすく説明してくださり，今すぐ来た方がいいという先生の言葉で，悩んでいる時間はないという思いと，示談をしなければならないという決断ができました。
末原先生の丁寧な電話対応で，先生に弁護をお願いしたいという気持ちになりました。
事務所に伺った際には，私が抱えている問題，私自身がやらなければいけないこと，家族と協力してやらなければいけないことを教えていただき，示談をお願いすればいいだけというわけではないことを伝えてくださいました。
どこに向かっていけばいいのかという方向性を示してくださったことで，私は迷うことなく，日々の生活を送ることができています。
心から感謝いたします。
私にとって特に大事だったのは，被害者心情分析の時間を与えていただけたことです。
この時間がなければ，私は被害者の方やご家族の苦しみ，怒りや憎しみ，心に与えた傷に触れることはありませんでした。
被害者の方が抱える心情を私1人で理解するのはとても難しいことでしたが，末原先生が培ってきた経験から，被害者の方が加害者に対してどのような気持ちを抱くことが多いのかを細かく伝えていただいたことで，心からの反省と，私が犯した罪の重さを理解することができました。
同時に，末原先生は被害者の方の気持ちを誰よりも理解している先生だと，強く実感しました。
示談交渉の経過を電話で伝えていただく際には，被害者の方のお父様の私に対する怒りや憎しみをすべて受けているにもかかわらず，常に丁寧に言葉を選んでくださっているのが伝わってきました。
加害者である私にも誠意ある対応をしてくださっていると常に感じることで，末原先生なら示談を成立させてくださるという気持ちを保つことができました。
末原先生から，なぜこの仕事をしているのかという志を教えていただいた際には，私自身の情けなさ，不甲斐なさ，大人としての未熟さを痛感しました。
末原先生が持つ高い志を，心から尊敬いたします。
示談が成立したのは，末原先生の誠意ある対応と高い志があってこそだと確信しています。
誠にありがとうございました。
【お母様の声】
この度は，息子の犯した事件に関し，被害者様との示談交渉，そして不起訴という決定にご尽力くださり，誠にありがとうございました。
息子が事件を起こした直後は，この先どうなるのだろうかという不安しかありませんでした。
警察の方を通して，謝罪したい旨を被害者様に伝えていただいたところ，当然ながら拒否されました。
その後，息子の妻から弁護士さんに相談したい，末原先生に，ということで，弁護をお願いしました。
親の私も，今回の事件を何とかしたいという思いが強くありました。
しかし，根本的な問題はさらに大きなものでした。
末原先生からは，的確な助言，書籍の紹介，クリニックの通院を薦められ，私たちが努力できることはしてきたつもりですが，被害者様との示談交渉には大きな壁がありました。
しかしながら，末原先生には熱心な弁護活動をしていただき，最終的には示談を成立させていただくことができました。
今後，息子が改心し，二度と何の罪もない人を傷つけたり迷惑をかけたりすることのないよう，親の立場から監視，監督をしていくつもりです。
息子のこれからの人生で，事件を通して感じた様々な思いが生かされるよう，そしてそこには今回の事件で心に大きな痛手を負った娘さんがいることを常に忘れず，日々正しい道を進んでほしいと思います。
改めて末原先生に感謝するとともに，末筆ながら先生のご健勝とご活躍をお祈り申し上げます。
